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Channel: タクシーに魅せられて
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ジャパンタクシー

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新型タクシー専用車「ジャパンタクシー」は、メーカーのトヨタが推す深藍色での導入が大半ですが、例外もあります。

 

ジャパンタクシー 日個連都営協 2019年10月撮影

 

「ちょうちん」の行灯で知られる個人タクシーの日個連です。

ジャパンタクシーでは、客席の窓が天地方向に大きくなっていますが、白い車体だとそれが目立ちます。

 

 


クラウンセダン

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ライオン交通(葛飾区)は1961年創業。旧藤田無線の加盟社でした。

2005年から、日本交通の業務提携会社として営業していましたが、2019年に国際自動車に買収され、グループを脱退しました。

日本交通グループが積極的な規模拡大を進める中、グループから脱退し、ほかの大手四社に移るのは珍しいケースです。

 

クラウンセダン 日本交通4574号車(ライオン交通) 2019年5月撮影

 

ライオン交通のクラウンセダン・スーパーデラックス。買収される約3か月前の姿です。

車体の英字表記は「LION TAXI」でした。

 

210系クラウン

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東京シティエスコート(新宿区)は、ロイヤルリムジングループの一員で、同グループの「ジャパンプレミアム」社と共同で配車を行っていました。

同グループは、新型コロナウイルス感染症の流行による需要減を理由に、営業を休止しています。

 

210系クラウン 東京シティエスコート 2019年8月撮影

 

前ドアには、「JAPAN PREMIUM TOKYO」のロゴマークの下に社名が英語で表記されています。

希望ナンバーは「810」。かつては東京エムケイグループで、当時から800番台が充てられていました。

低すぎるガード「高輪橋架道橋」

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高さ制限が厳しく、橋をくぐるタクシーの行灯がぶつかって壊れてしまうことから、「提灯殺し」などと呼ばれた東京都港区の「高輪橋架道橋」。

JR山手線の品川-田町駅間の線路下を横断する、一方通行の区道です。

高さは標識によると1.5mしかありません。

実際にはもう少しあったようですが、車高の高い車は通行できず、歩行者も身をかがめる必要がありました。

 

都内のちょっとしたネタスポットとして知られていましたが、同区間に新しく「高輪ゲートウェイ」駅が開業したことに伴う周辺の再開発で、2020年4月12日から車の通行ができなくなりました。

 

高輪橋架道橋に差し掛かる、クラウンセダンのタクシー。下り坂というのもありますが、減速して慎重に進入していました。上を走る山手線は、当時使われていたE231系500番台です。2012年5月撮影

 

 

タクシー向けの車両は、日産「セドリック」Y31型(1987年)<トヨタ「コンフォート」シリーズ(1995年)<トヨタ「ジャパンタクシー」(2017年)と、乗降のしやすさや居住性向上のために、どんどん車高が高くなっています。

 

「コンフォート」シリーズでは、東京タワーを模した行灯で知られる東京無線が高さを抑えた新タイプを導入するなど、行灯の工夫で通過可能でした。

現在導入が進んでいる「ジャパンタクシー」は車体が背の高いワゴンタイプで、車高が1.7mを超えます。

クルー

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日産が1993年~2009年に生産していた小型タクシー向けセダン「クルー」。

生産終了から10年以上が経過しましたが、令和の時代になってもタクシーとして現役で頑張る車があります。

下記はいずれも2005年11月の一部改良で、リアコンビネーションランプのデザインなどが変わる前の車です。

 

クルー 志和姫タクシー 2019年11月撮影

 

宮城県栗原市の志和姫(しわひめ)タクシー。社名は旧町名に由来するようです。

 

クルー 若柳観光タクシー 2019年11月撮影

 

同市の若柳観光タクシー。行灯には「観光」と書かれています。

「福祉対応車」と表記があり、後部には「オーテックジャパン」のステッカーもあることから、乗降しやすいように座席が90度回転する「ライフケアビークル(LV)」とみられます。

メルセデス・ベンツ・Sクラス

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メルセデス・ベンツの最上級セダンであり、世界の高級車を代表する存在の「Sクラス」。

 

6代目・W222は2013年に登場し、投稿時点で現行型です。標準ボディでも5000ミリを超える全長、1900ミリに迫る全幅の巨体ですが、デザインはクラシカルで流麗です。

エンジンは時代に合わせた2.14L・4気筒ディーゼルターボ+モーターアシストから、ハイエンドモデルの5.98L・V型12気筒ツインターボまで、多彩なバリエーションがあります。

 

Sクラス 日個連都営協 2020年3月撮影

 

2017年のマイナーチェンジで設定されたS560です。

3.98L・V8ツインターボに9速ATを組み合わせています。S560のタクシーは都内でも数台しかないといいます。

 

Sクラス 日個連都営協 2020年1月撮影

 

4.66L・V8ツインターボのS550とみられます。マイナーチェンジでS560に置き換えられました。

 

Sクラス 東個協 2019年12月撮影

 

ディーゼルエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車のS300h。Sクラスであろうと、東個協では白に青帯の指定色になります。

S300hは東京エムケイがタクシーに導入していましたが、同社はハイヤーシフトを進めており、投稿時点でタクシーの車種ラインナップからは消滅しています。

 

ノート

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東京無線カラーの日産・ノートe-POWER。

実用興業(葛飾区)では前後のバンパーがシルバーに塗られています。同社が導入した電気自動車の初代リーフも同様の塗分けでした。

 

ノート 東京無線3823号車(実用興業) 2020年2月撮影

 

同じ東京無線加盟社でも、葵交通や東日本交通のノートは、バンパーが車体同色のグリーンに塗られています。

クラウンセダン

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太陽自動車(葛飾区)は、北海道を中心に、青森、宮城、東京のタクシー10社で構成する「北海道交運事業協同組合」の一員。

チェッカー無線に加盟して営業していましたが、2020年4月に脱退し、国際自動車(km)グループ入りしました。

 

クラウンセダン チェッカー無線(太陽自動車248号車) 2019年12月撮影

 

グレードはスーパーデラックス。フロントバンパー助手席側には、北海道交運を示す「HK」のマークが貼り付けられています。

 

チェッカー無線には同じHKグループの「東京太陽」(葛飾区)も加盟していましたが、一足早く2018年4月にkmグループ入りしています。

 


クラウンセダン 一二三交通自動車(ロイヤルリムジン)

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新型コロナウイルス感染症の流行による需要減で、営業休止したロイヤルリムジングループ。

かつては規模拡大に積極的で、2015年に一二三交通自動車(練馬区)を傘下に収めました。

 

クラウンセダン 一二三交通自動車314号車 2018年10月撮影

 

スーパーデラックスGパッケージ。2012年の一部改良でヘッドレストが大型化されてからの車両です。

同車の黒塗りには珍しく、丸いルーフウインカーを装着しています。

オールスターグループだった頃は、「ひふみ」という読みの社名でしたが、現在は「いちにさん」で、車体表記も「Ichinisan」となっています。

クラウンコンフォート 日英交通

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現在は日の丸自動車グループとなっている日英交通(葛飾区)。

2003年の設立で、独自営業時代は、紺色のクラウンコンフォートを使用していました。

 

クラウンコンフォート 日英交通200号車 2013年7月撮影

 

行灯には「日英」の漢字と小文字の「n」マークが描かれています。

2004年~2008年製のYXS10型とみられます。グレードはスタンダードです。

Y31型セドリック

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丸井自動車(足立区)は2020年4月、業務提携先の大和自動車交通の完全子会社となりました。

引き続き信和事業協同組合(旧中央無線)には加盟しています。

 

Y31型セドリック 大和自動車交通3324号車(丸井自動車) 2013年9月撮影

 

中央無線カラーから四社カラーに塗り替えられたセドリック。投稿時点では既に、都内大手グループのセドリックは代替が進み、残っていてもドアミラー世代の最終型ばかりです。

 

Y31型セドリック 大和自動車交通2315号車(丸井自動車) 2013年5月撮影

 

オレンジウインカー世代(~2005年)のクラシックSV。撮影時点では、この世代の車も活躍していました。

レクサス・LS

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トヨタの高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「LS」。

日本国内では「トヨタ・セルシオ」として販売されていましたが、レクサスブランドが国内でも開業したことを受け、4代目は国内でも海外同様「LS」としてデビューしました。

 

LS 東個協 2014年6月撮影

 

LS 日個連都営協 2019年9月撮影

 

前期型(2006年~2009年製)のLS460。

純ガソリン車のLS460のエンジンはV型8気筒、排気量4600ccです。

 

LS 東個協 2019年12月撮影

 

2009年のマイナーチェンジで若干顔つきが変わった中期型。「予約車」と表示していますが、長距離の得意客を待っていたのでしょうか。

 

レガシィアウトバック

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スバルを代表するステーションワゴン、セダンの「レガシィ」から、野性味のあるクロスオーバーSUVとして派生した「レガシィアウトバック」。2代目レガシィに初めて設定され、現在ではレガシィシリーズの主力となっています。

海外では単に「アウトバック」として販売されています。

 

レガシィアウトバック 東個協 2019年12月撮影

 

BS系(2014年~)の個人タクシー。安全性能の強化やフェイスリフトが実施された、2017年のマイナーチェンジ以降のモデルでしょうか。

全長4820ミリ、全幅1840ミリ、全高1605ミリと、メインターゲットの北米市場を意識した大きな車体を持ちます。

 

タクシーとしてはスバル車は少数派。セダン以外のタクシーが増えてきているとはいえ、アウトバックは大変面白い選択です。

 

日本市場では、2020年6月で「B4」と呼ばれるレガシィセダンが注文受付終了となるとのこと。後から追加されたアウトバックが、名門レガシィの看板を継承していくことになります。

NV200

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オレンジ色基調のボディカラーのチェッカー無線に、黄色基調・ボンネット黒塗りという特別な塗装で導入されているのが、日産・NV200です。

トヨタ党が多い同無線ですが、一部の加盟社が少数、NV200を導入しています。

 

NV200 チェッカー無線1593号車(互助交通) 2020年2月撮影

 

互助交通南砂営業所(江東区)の所属。

NV200はいまだに普通のタクシーとして認識されにくいようで、黒いボンネットには、黄色で大きく目立つように「TAXI」と書かれています。

価格が高く、車高があり立体駐車場に収まらないことなどから、セドリックの後継として本格的に増備されるには至っていません。互助交通では、同じ日産のコンパクトカー「ノート e-POWER」の台数の方が多いです。

 

NV200 チェッカー無線5258号車(三信交通) 2016年11月撮影

 

現在は帝都グループとなっている三信交通(大田区)のNV200。標準のガソリンに加え、LPGを燃料として使えるように改造した「バイフューエル車」です。事業譲渡後の車両の処遇が気になります。

側面後方には、NV200が2016年の「おもてなしセレクション」を受賞したことを記念するステッカーが貼られています。

フォルクスワーゲン・パサートヴァリアント

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フォルクスワーゲン(VW)の「パサートヴァリアント」は、VWの上級車種パサートのステーションワゴンです。

「B7」と呼ばれる7代目は2010年の登場。

直列4気筒ターボエンジンの排気量は、ダウンサイズの方針に則り、1400㏄となっています。

 

フォルクスワーゲン・パサートヴァリアント 東個協 2020年2月撮影

 

個人タクシーに使われる外車は、国産車にはない高級感が求められるためか、その多くがドイツのメルセデス・ベンツやBMWです。

同じドイツ勢でも、その名も「国民車」であるVW、それもステーションワゴンを選択するのは非常に珍しいです。

 


ボルボ・V60

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北欧スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」。2010年以降は中国資本の傘下にあります。

ボルボといえば安全性。かつては武骨な四角い車体デザインでしたが、近年は流麗なデザインに変化しています。

 

ボルボ・V60 東個協 2020年6月撮影

 

中型ステーションワゴン「V60」の初代モデルの個人タクシー。

直列4気筒ディーゼルエンジンの「D4」です。日本市場では2015年7月、V60を含む主力5車種に「D4」が追加されました。

クラウンコンフォート

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山梨県甲州市の勝沼観光タクシーのクラウンコンフォート。

京阪神の個人タクシーなどで見られる「アイスランドグリーン」に似た、薄緑一色です。

 

クラウンコンフォート 勝沼観光タクシー 2019年8月撮影

 

フロントフェンダーにウインカーがない、2004年までの世代で、グレードはスタンダードです。

年式の新しいクラウンコンフォートは、デラックスに格上げされています。

 

 

クラウンセダン

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チェッカー無線に加盟していた三和交通(荒川区)は、2020年4月に国際自動車(km)グループに移籍しました。

 

クラウンセダン 国際自動車3529号車(三和交通) 2020年7月撮影

 

クラウンセダン・スーパーデラックスGパッケージ。

車体後部には、所属を示す「三」という漢字が丸囲みで表記されています。

この角度では、無線番号や所在地の(荒川)表記で見分けるしかありません。

 

クラウンセダン

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チェッカー無線には、品川区に所在し、区名を冠する事業者が2社あります。

このうち北品川にある「品川交通」のクラウンセダンです。

 

クラウンセダン チェッカー無線(品川交通) 2020年7月撮影

 

クラウンセダンのタクシーでは珍しいドアミラー車。

グレードは、素のスーパーデラックスです。

Cピラーの王冠エンブレムからすると、都内ではだいぶ少なくなってきた、3Y-PEエンジン搭載のYXS10型(~2008年製)です。

 

前部ドアの社名表記は「SHINAKO」。後部ドアには社名はなく、「111」という車両番号らしき数字だけ書かれています。

レクサス・ES

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トヨタが展開する高級車ブランド「レクサス」のセダン「ES」。

2018年登場の現行型(7代目)は日本市場にも投入され、直列4気筒2.5Lガソリンエンジンとモーターのハイブリッド車「ES300h」が設定されています。

 

ベースとなったトヨタ・カムリ同様、前輪駆動で車内が広く、ハイブリッド車であることから、ハイヤーやタクシーとしても増加中。法人タクシーでは、東京無線に加盟する国産自動車交通が15台近く入れています。

 

ES 東個協 2020年7月撮影

 

ESの個人タクシー。

三眼フルLEDヘッドランプ、18インチアルミホイールから、上級仕様「version L」とみられます。ドアミラーはカメラではなく、従来の鏡によるものです。

 

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