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Channel: タクシーに魅せられて
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ノート

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日産が「e-POWER」と呼ぶハイブリッド車が追加されたことで、販売台数が急増したコンパクトカー「ノート」。2018年1~12月の販売台数で首位を記録するなど、遅咲きの大ヒットを果たしています。

車内空間が広いこともあり、販売会社がe-POWER車をタクシー事業者に売り込んでいるようで、セドリックを愛用していた事業者を中心に数を増やしています。

 

ノート 東京無線1571号車(東日本交通) 2019年9月撮影

 

東日本交通(渋谷区)のノートe-POWER。同社でもジャパンタクシーが一大勢力を築いていますが、元々はセドリックが主力で、短期間だけ設定された「クラシックSVプレミアム」(5ナンバー車)も在籍していました。

 

ノート 東京無線543号車(葵交通) 2020年1月撮影

 

葵交通(杉並区)は、ノートe-POWERを3台導入日産の販売会社の系列企業であるため、セドリックの生産終了後も日産車の導入に積極的で、ワゴン車のNV200を9台、セレナe-POWERを3台導入しています。

 

 


クラウンセダン

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行灯や車体に「TOKOJI」と見慣れない表記を施した、黄色いクラウンセダン・スーパーデラックス。

大手四社の帝都自動車交通グループを離脱した、東京交通自動車(足立区)のタクシーです。

 

クラウンセダン 東京交通自動車803号車 2020年1月撮影

 

レモンイエローの車体はそのまま、赤帯を撤去した状態です。

東交自は2010年に共同無線から帝都自動車交通グループに移りましたが、帝都での営業は約10年で終了。撮影時点では独自営業をしています。

シルフィ

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日産・シルフィ(3代目、B17型)は2012年末に登場した、世界戦略車です。先代までは、20世紀の名車「ブルーバード」の名前を冠した「ブルーバードシルフィ」として販売されていました。

 

かつてブルーバードは、小型タクシーのベース車両でした。

2代目(G11型)以降のシルフィはホイールベースを延長し、後席スペースを広く取ったため、小型タクシーの寸法に収まらなくなりました。車幅が5ナンバーサイズだったG11型では、バンパーを加工して全長を短縮し、小型枠に収めた事例もありますが、B17型は車幅が3ナンバーサイズに拡大しており、それも不可能。降雪地では重宝される四輪駆動の設定もなくなりました。

それでも日産車にこだわるオーナーがいるため、地方都市では個人タクシーとして散見されます。

 

B17型シルフィ 日個連都営協 2020年1月撮影

 

排気量2500㏄級の大型セダンが多い都内の個人タクシーでは、1800㏄のシルフィは非常に珍しいです

それも、オーテックジャパンが外装をスポーティーに仕立てた「Sツーリング」(2015年~)です。

 

格上のセダンで、個人タクシーでよく導入された「ティアナ」は在庫販売となっています。このままティアナが消滅した場合、シルフィの個人タクシーが今よりは増えることになるのでしょうか。

そもそも、すでに海外では発表済みの新型シルフィ(B18型)の国内投入があるのか、気になるところです。

クラウンセダン

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チェッカーキャブ無線に加盟していた三信交通(大田区、81台)は2019年4月、大手四社で京成グループの帝都自動車交通との間で事業譲渡契約を結び、「帝都三信交通」となりました。

 

クラウンセダン 帝都自動車交通6060号車(帝都三信交通) 2020年1月撮影

 

クラウンセダン・スーパーデラックスGパッケージで、ヘッドレストが大型化された2012年以降の製造です。

 

帝都グループのハイグレード車は濃紺色ですが、チェッカー無線時代に導入された黒塗り車両はそのまま使用されているそうです。

200系クラウン

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日の丸交通と業務提携している中央自動車(北区)の200系クラウンです。

 

200系クラウン 日の丸交通873号車(中央自動車) 2020年1月撮影

 

後期型(2010~2012年)のロイヤルサルーン。

屋根には行灯こそ載せていますが、車体の社名表記などが非常に小さいため、車格もあってハイヤーのような雰囲気です。

 

 

セレナ

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日産の国内販売の主力車種「セレナ」。エンジンで発電し、モーターで駆動するハイブリッドシステムを搭載した「e-POWER」車の追加により、タクシーでの採用例も増えています。

大和自動車交通では、トヨタ・アルファードとともに、迎車料金とは別に指定料金をとる「プレミアムタクシー」として運用され、公式サイトの車種紹介では車椅子スロープ付きとして掲載されています。

 

セレナ 大和自動車交通1618号車 2020年2月撮影

 

2019年までの前期型で、非ハイウェイスター系のグレード。e-POWERを示す、フロントグリルの青い着色が目立ちます。

球形の行灯に加え、「DAIWA」と書かれたクリアタイプの行灯も設置。社名と無線番号が前ドアに2か所も書かれています。

リーフ

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富士急グループの富士急山梨ハイヤー(山梨県富士吉田市)の電気自動車、日産・リーフです。

同社のセダンタクシーは黒塗りですが、電気自動車とハイブリッドカーは、エコカーであることをPRするために、ホワイトとブルーの爽やかな特別塗装となっています。

 

リーフ 富士急山梨ハイヤー 2013年7月撮影

 

リーフ 富士急山梨ハイヤー 2014年8月撮影

 

初代リーフ(ZE0型)。電気自動車だとアピールするため、「EV TAXI」と大きく書かれています。

希望ナンバーで「223」(富士山)、「3776」(富士山の標高)、「2255」(富士五湖)を取得した3台がありました。

 

投稿時点で公式ホームページの車両紹介にリーフは掲載されておらず、退役したとみられます。

ジャパンタクシー

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京王電鉄グループでタクシー事業などを担う京王自動車。

東京23区や武蔵野市・三鷹市で営業する同社のタクシーは2020年2月、大手四社の一つ・帝都自動車交通(京成電鉄グループ)と提携しました。

 

ジャパンタクシー 京王自動車611号車 2020年1月撮影

ジャパンタクシー 京王自動車721号車 2020年2月撮影

 

ジャパンタクシーの上級グレード「匠」。

ともに京王自動車城西・吉祥寺営業所(三鷹市)の所属で、冬タイヤ装着のため社外アルミとなっています。

 

帝都への移行準備段階で、無線番号の位置がドア下部に移され、書体も明朝体風に変更されています。


カムリ

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トヨタの世界販売を支えるセダン「カムリ」。

国内では先代50系から、ハイブリッド車のみ設定されています。

前輪駆動(FF)ならではの広い車内空間も評価され、個人タクシーやハイヤー、公用車などで数多く導入されています。

 

70系カムリ グリーンキャブ634号車 2020年3月撮影

 

車格が上のクラウンよりも車幅が太いためか、規模の大きな法人タクシーでは珍しい70系カムリ(2017年~)。黒塗りです。

グリーンキャブでは、先代の50系カムリもタクシーに導入していました。

Y31型セドリック

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かつては東京の城東エリアを基盤とする東部無線(2002年消滅)の一員で、2001年から東京無線に加盟している大日本交通グループ。

長年にわたりセドリックを使用していた事業者です。

 

Y31型セドリック 東京無線2209号車(大日本交通) 2020年1月撮影

 

荒川区に所在する大日本自動車交通のセドリックです。

同グループでは、見た目は最廉価グレードそのものながら、シート地は上級グレード用のトリコットを使用しているセドリックが導入されています。パワーウィンドウは運転席と左後席のみです。

 

同様の装備の組み合わせは、京王自動車などでも見られます。乗ってみなければ分からない、ちょっとリッチな仕様です。

210系クラウン

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伝統ある高級セダン「クラウン」のオーナーの若返りを図るため、トヨタは2013年9月の1か月限定で、クラウン・アスリートGに「モモタロウ」と名付けたピンクの特別設定色を施した「ReBorn PINK」の注文を受け付けました。

カラーコーディネートは、演出家のテリー伊藤氏が手掛けています。

クラウンらしからぬ奇抜なカラーゆえ、インパクトを狙ってタクシーとして導入する事業者もありました。

 

210系クラウン 相模原観光交通 2020年3月撮影

 

相模原観光交通(神奈川県相模原市)の210系クラウン「ReBorn PINK」です。

同社では桃の節句に因み、2014年3月に導入。結婚式などの予約運用のほか、通常のタクシーとしても運行しているとのことです。

エクストレイル

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日産のミドルサイズSUV「エクストレイル」は2000年に初代が登場、遊び倒せる「タフギア」として人気を博しました。

2013年にデビューした3代目T32型では、都会派SUVとして販売していた「デュアリス」との統一後継車種となったため、2代目までのイメージを大きく転換し、丸みを帯びたデザインとなりました。車幅も太くなり、1800ミリを突破しています。

 

エクストレイル 東個協 2020年2月撮影

 

2017年のマイナーチェンジを受けて以降のハイブリッド車です。

エクストレイルのハイブリッド車は、ガソリン車と同じ排気量2000㏄の直4エンジンをベースとし、日産独自の1モーター2クラッチ方式を採用。モーター領域を幅広く取ったハイブリッドです。

この車両のリアゲートにはオーテックジャパンのステッカーが貼られています。

 

警察車両や道路パトロールカーなどでもよく見かけますが、タクシーでの導入例は珍しいです。

 

210系クラウン

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2018年2月から日本交通と業務提携している日日(にちにち)交通(足立区)のクラウンです。

同社はそれまで、大和自動車交通グループの信和事業協同組合(旧中央無線)に所属していましたが、昭栄自動車、改進タクシーと同じく大手グループ間で移籍しました。

 

210系クラウン 日本交通7403号車(日日交通) 2020年3月撮影

 

日本交通グループでも数が少ない210系クラウン。

グレードはロイヤルで、車体色は濃紺色です。

 

日日交通公式サイトには、レクサス・LS(先代40系)のタクシーの画像も掲載されています。

クラウンセダン

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東京23区を中心とする営業エリアで、2020年2月に帝都自動車交通グループ入りした京王自動車のクラウンセダンです。

京王自動車のクラウンセダンは、私鉄協時代から黒塗りのみでした。

帝都移行までは、私鉄協行灯のまま、車体表記を帝都仕様にした暫定仕様で営業していました。

 

クラウンセダン 京王自動車461号車 2020年2月撮影

クラウンセダン 京王自動車420号車 2020年2月撮影

 

ともに、京王自動車城南の目黒営業所に所属するクラウンセダン・スーパーデラックスGパッケージです。

 

後部ドアの無線番号は、私鉄協時代の窓下から、位置をさらに下げられ、タイヤ付近に移動しています。

色はシルバーからゴールドになり、書体もゴシック風から明朝体風に変更されています。

クラウンセダン

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東京23区を中心とする営業エリアでは、東京無線に加盟する練馬タクシー(練馬区)。

埼玉県川越市にも営業所を持っており、こちらも東京無線カラーで営業しています。

 

クラウンセダン 練馬タクシー 2020年2月撮影

 

クラウンセダン・スーパーデラックスです。

東京都内の車両とは異なり、リアフェンダーの白帯に電話番号が書いてあります。東京無線の名称や無線番号の表記はありません。

 

 


クラウンセダン

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チェッカー無線に加盟する栄泉交通(江東区)のクラウンセダンです。

かつてはセドリックを愛用する日産党でしたが、クラウンセダンを導入しました。

 

クラウンセダン チェッカー無線1404号車(栄泉交通) 2020年2月撮影

 

スーパーデラックスGパッケージ。

後部右側の車名エンブレムが撤去され、本来左側にあるグレードエンブレムが右側に移設されていることから、元は国際自動車(km)の車両だったとみられます。

新型タクシー専用車「ジャパンタクシー」の導入で放出されたGパケは、使い慣れたクラウンセダンを希望する多くの事業者で再起しています。

 

ステージア

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ステーションワゴンが流行した1990年代、日産が初めての本格的Lクラスツーリングワゴンとして発売したのが「ステージア」です。

2001年に、2代目のM35型にフルモデルチェンジ。ゴーン体制でのデザイン最終決定第一号だったといいます。

プラットフォームを一新し、先代ではエンジンがV型6気筒のVQシリーズに切り替わるなど、同時期のスカイライン(V35型)と共通項が多いです。

 

ステージア 日個連都営協 2020年1月撮影

 

とても珍しいステージアのタクシー。2代目M35型(2001年~2007年)です。グレードは250RXとみられます。

 

 

 

ジャパンタクシー(感染予防対策実験車)

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新型コロナウイルスによる感染症対策として、いわゆる「3つの密」を避けるため、窓を開けたまま走行するタクシーが増えています。

さらに飛沫感染の防止策として、前席と後席を仕切る透明なシートを設置したタクシーが登場しています。

 

ジャパンタクシー チェッカー無線(境交通50号車) 2020年4月撮影

 

境交通(三鷹市)のジャパンタクシー・匠。

左ドアに橙色の文字で「感染予防対策実験車」と表記しています。

率直にも「実験」としているところに、乗客・乗員を守るための試行錯誤が感じられます。

 

クラウンセダン

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新型コロナウイルス感染症の流行で、需要が急減し、大打撃を受けている業界の一つがタクシーです。

このうち、ピンク一色のクラウンなどの導入で知られる「ロイヤルリムジン」(江戸川区。2008年設立)は、4月8日から営業を休止。グループ6社の従業員ほぼ全員にあたる、約600人を解雇する方針を示しました。収束後に希望者を再雇用し、事業を再開するといいます。

 

政府が雇用確保を促す支援策を打ち出すなかで、同社の「失業給付の方が従業員にとってメリットが大きく、会社も存続できる」という判断は衝撃をもって受け止められました。

 

同グループは、ロイヤルリムジンのほか、ジャパンプレミアム(江東区)、目黒自動車交通(目黒区)、東京シティエスコート(新宿区)、一二三交通自動車(練馬区)、オリエンタルタクシー(兵庫県神戸市)で構成されています。

 

クラウンセダン ロイヤルリムジン156号車 2014年9月撮影

 

クラウンセダン・スーパーデラックスGパッケージ。

全車黒塗り、小ぶりな行灯などで高級感を醸し出す一方、この当時はルーフウインカーを装着していました。

 

都内タクシー各社の多くが初乗り2キロ730円だった撮影当時、同社は同1.72キロ640円だったようです。

クラウンコンフォート

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東京23区を中心とするエリアで営業する京王自動車は、2020年2月に大手四社の一つ・帝都自動車交通にグループ入りしました。

京王電鉄カラーだったトヨタ・クラウンコンフォートは黒に塗り替えられ、2020年2月24日の帝都移行までは、黒塗りの車体に私鉄協の行灯を載せて営業しました。

 

クラウンコンフォート 京王自動車455号車 2020年2月撮影

 

京王自動車城南の目黒営業所の所属です。

帝都への移行準備期から、前後ウィンドウに「KEIO」の表示器が取り付けられました。

 

クラウンコンフォート 京王自動車534号車 2013年5月撮影

 

私鉄協時代の京王電鉄カラーです。

 

京王のクラウンコンフォートは、外観こそ最廉価グレードのスタンダードに、オプションのフロントフォグランプを装着したものですが、シート表皮はデラックスと同じ、部分ファブリックです。

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